【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

3対1かよ…。


普段の仕返しとばかりに、散々言われる。


「天翔、照れてる?」


嬉しそうに意地悪に笑って聞いてくる美桜。


「うるせぇ」


「天翔が照れてる〜」


調子乗んなよな…。


「生意気」


そう言って俺は美桜の顎を持ち、少し強引に口づけた。


「っ!? ちょ、人前!!」


「関係ねぇな。お前が悪い」


俺を甘く見るなっての。


真っ赤になる美桜を見て、俺は意地悪な笑いを浮かべる。


「あー、熱い熱い」


「天翔と美桜がイチャイチャしてる〜」


聖夜と優実に茶化されながら、俺たちは観覧車に向かった。