【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

美桜は俺と聖夜の笑いに眉間にしわを寄せた。


「行ってないとこ?」


「うん。あ、お化け屋敷行ってないな」


「えっ?」


途端に優実の表情が凍りつく。


「行くぞ」


俺と聖夜は、美桜と優実を引っ張ってお化け屋敷に向かった。





「ヤダァ!!」


お化け屋敷を目の前にし、涙目で抵抗する優実。


「今まで好きなことしてただろ? いいじゃん」


聖夜は半ば強引に優実をお化け屋敷に連れ込んだ。


「嫌ぁ!!」


中から優実の悲鳴が聞こえる。


あー、おもしれぇ。


二人のやりとりがたまらなく面白い。