【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「聖夜…」


優実も不安そうに聖夜を見つめる。


「それはないよ」


すると、美桜が運ばれてきたミルクティーを優雅に飲みながら口を開く。


さっきの美桜はどこにいったんだ…。


美桜は態度が変わるのが早い…。


「何で?」


聖夜は少し口調を強めた。


不安…その気持ちが伝わる。


俺も…正直そうだから…。


「その苦しみを、子供に与えたくないって気持ちがあれば大丈夫だって」


美桜の言葉には、妙な説得力があった。


「…そうだよな。優実もいるし」


聖夜も笑顔を見せ、優実の頭を撫でる。