【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

心配かけた上に、美桜にまで辛い思いさせたちまった…。


俺は美桜の頭をそっと撫でた。


聖夜も同じような環境だからわかるのだろう。


フゥとため息をついて、一点を見つめていた。


優実は訳がわからないようだったけど、そんな聖夜にギュッと抱きついていた。


何か…空気悪くしたな…。


俺がそう思ったとき、聖夜が口を開いた。


「俺らの子供ってさ…どうなると思う?」


「は?」


「いやさ、人間って自分に置かれた環境と同じことを子供にするって言うじゃん?」


聖夜は珍しく不安そうに顔をしかめた。