【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

俺の隣にいる聖夜は、すでに疲れ切っていた。


「俺、そこまで絶叫系得意じゃないのに…」


見かねた俺は、パンフレットを見てはしゃいでいる二人を呼び止めた。


「美桜、優実!! 少し休憩」


「え〜? ヤダァ」


「何で?」


不満そうな優実と、首を傾げる美桜。


お前ら…子供か…。


「聖夜が死にそうだ」


「え〜」


渋々俺らの元に寄ってきた二人。


「体力ないなぁ」


「お前らが元気すぎるんだ!!」


いつも通りの美桜と聖夜の小競り合い。


「はいはい、何か食うか…」


それはスルーして、俺はレストランに向かって歩き出した。