【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

その表情はどこか不安そう…。


「うまいよ」


「よかった…」


俺が言うと、美桜はニコッと微笑んだ。


料理ができるのは知ってたけど、ここまでうまいとは思わなかったな…。


朝食を終えて美桜を見ると、嬉しそうに右手のリングを見つめていた。


「そんなに嬉しかった?」


「うん! だってあんなデジャビュみたいな記念日、嬉しくないわけないじゃん」


俺がクスッと笑うと、美桜は笑顔で答えた。


そんな美桜を見て、俺まで顔が緩む。


「だろ?」


俺が満足そうに笑うと、美桜はしばらく黙って考え込んだ。