【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「照れんなって」


「照れてないし…」


「美桜、耳まで赤い…」


「なっ!? うるさい!!」


そんなことを話ながらも、美桜の手は手際よく動いている。


でも主婦っぽくないから不思議だ…。


「そうそう、日曜に聖夜たちと遊園地行くぞ」


俺は美桜を抱き締めたまま、耳元で囁いた。


「本当?」


遊園地と聞いた途端、目を輝かせる美桜。


以外と子供っぽいとこあるんだよな…。


「そんなに楽しみ?」


「うん! 遊園地デートしてみたかったんだ〜」


『デート』という言葉を改めて聞くと照れくさい。


「聖夜たちもいるけどな…」