「んっ…」


カーテンから差し込む、眩しい朝日で目が覚めた俺。


腕の中には、スヤスヤと心地よさそうに眠る美桜。


「無理させたな…」


俺は俺にしがみついて眠る、サラサラの美桜の髪を撫でた。


昨日、途中から止まらなくなってたからな…俺…。


それにしても…。


「は、離れねぇ…」


俺にギュッと腕を回して離れない美桜。


全く…本当にベットにいると甘えただな…。


上半身を起こして、仕方なく美桜の頭を自分の腹筋の辺りに乗せる。


すると自然と片手をついて、自分の体を支える体勢になる。