【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「自分で聞いといて照れるなよ…」


「だ、だって…」


天翔の口から、そんな甘い言葉がでてくるなんて思わなかったから…。


「何か美桜、いつもと違う…」


「違うあたしは嫌い?」


あたしは天翔の胸から顔をあげた。


「好きじゃない」


そっか…。


何かショック…。


「どんな美桜でも愛してる…」


「ふぇ!?」


あたしがびっくりしていると、天翔はクスッと笑ってあたしの右手にキスをした。


右手を見てみると、薬指にシンプルなデザインのリング。


いつの間に…。


「これって…?」


「ペアリング。今日で付き合って1年だろ?」