【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「何だよ…」


「あたしも行く」


優実が言うと、聖夜は顔をしかめた。


「危ねぇかもなんだぞ?」


「それでも…原因はあたしだし」


なかなか引き下がらない優実に、聖夜はため息をついた。


そしてあたしに向き直る。


「美桜…行くか…?」


「……うん」


聖夜の言う通り、ここにいても仕方ない。


あたしは天翔を探しに行くために立ち上がった。





「いたか?」


3人で探し始めて、約3時間。


辺りは暗くなり始め、街灯がポツポツつき始めていた。


あたしは聖夜の問いに、首を横にふる。