天翔と連絡がとれなくなってから3日後。


あれから無事に優実は聖夜に誕生日プレゼントを渡し、仲直りできたみたい。


でも相変わらず天翔は音信不通。


聖夜にも居場所がわからないという。


「どこにいんだよ…」


家から一歩も出られないあたしを心配し、優実と聖夜が家に来てくれた。


聖夜はガンッと机を殴る。


家にも行ってみたけれど、誰もいなかった。


「天翔…」


優実は責任を感じて泣きそうになっている。


「優実、お前のせいじゃねぇよ…」


「うん、そうだよ」


「でも…っ」


こらえられなかった優実の頬に涙が伝う。