【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

『もうすぐ聖夜の誕生日でしょ? だからプレゼント、天翔に相談してたの…』


「……」


あたしはなにも言わなかった。


でも優実はかまわず続けた。


『天翔に会ったのはそのため。黙って会ったりして本当にごめん…』


優実は申し訳なさそうに謝った。


理由はわかった。


でも1つ気になることがある。


「ねぇ、優実…。1つ気になるんだけど、何で黙ってる必要があったの…?」


『それは…』


「あたしに黙ってる必要ないよね…?」


自分で口にしたあと、また手が震えた。


もしかして墓穴を掘ってしまったかもしれない。