【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

「ちょっと、美桜!! どこ行ってたの?」


目をつり上げて、甲高い声を響かせる。


「学校…」


あたしは俯いて答えた。


いつの間にか父親まで母親の隣に来ている。


母親はギロリとあたしを睨むと、天翔に視線を向けた。


その剣幕に天翔もたじろいだ。


「この方は? 一見まともに見えないけど?」


天翔をなめ回すように見る母親。


「関係ないでしょ!?」


天翔を軽蔑されたみたいで、すごく嫌だった。


「あるわよ。全く…あたしたちに恥かかせるようなことするなって、言ってるでしょ?」


蔑むようにあたしたちを見る母親。