【完】続・姫桜〜君の隣で咲き誇る〜

確かにそれはそうだけど…。


「以外と天翔が一番ベタ惚れだって」


聖夜はニヤリとバカにしたように笑う。


そんな聖夜に言い返したい自分と、素直に否定できない自分。


確かに俺は、美桜がいなきゃ生きていけない。


そんくらい美桜に惚れてしまったんだ。


「美桜がいなきゃ生きる意味なんてねぇよ…」


「ほらな…」


今度は聖夜が呆れる。


「俺は本当のこと言ってるだけだ」


「俺だってそうだよ!!」


聖夜がそう叫んだ時、入り口から冷めた声がした。


「…何二人でベタ惚れ宣言してんの?」


「「美桜!?」」