「私ね、家族がいてくれるだけで
落ち着くの。幸せなの。
好きって言ってくれて
付き合ってくれる人もできたの。
でもね?その人からの愛され方
その人への愛し方がわからないんだ」
そこまで言うと菜月さんが静かに言う
『さっきはごめんね?
思いきり叩いてしまって…
彼は生理が来てないこと知ってるの?
もし言う勇気がなかったり
言いたくないって言うんだったら
婦人科一緒に私行くから…』
「ありがとう、菜月さん。
すぐの方が良いよね。
今日行ってこようかな。
学校も休んじゃったし」
『今日行く?
私これからお客様来るから一緒に
行けないよ?』
「うん、大丈夫!
一人で行ってくる!」
