鴨『母上、採ってきました』 鴨は私のお願いした薬草を採ってきてくれた 私はありがとうと御礼を言えば薬草を受け取り すり鉢で擦り 童の傷口に塗っていく 『ぅ、いぁっ…!!』 童は痛みに顔を歪め 目を覚ますと私の手を振り払う 母上『大丈夫、落ち着きなさい』 『さ、触らないでください!! 父上は?母上は何処!?』 童は完全に取り乱していた 鴨『落ち着かんか、、、』 鴨は童に近づき 小さい体を優しく抱き締める 童は身体をビクつかせながらも落ち着いてくれた