「秋穂先輩、私たちまだ仕事が…」 「…隆裕とちょっとだけ」 隆裕は「いいよ。課題わかんないとこあった?…てかここ使いなよ。また壊れてもあれだし」 「それはいいんだ本当。邪魔したくないし」 菜々子ちゃん、はやく戻ってくれ…言いにくい… 「秋穂先輩優しいですね」 「あ…ううん、」 「…秋穂?」 ふと、菜々子ちゃんと目が合った。 なんとなくデジャヴな目で。 「そう言えば言い忘れてましたね。今年のファッションショー隆裕先輩と一緒に出ることになったんですよ」 隆裕も驚いた顔をした。 「え?」