「どーん」 棒読みな声を出しながら普段使われてない教室に引っ張られ、 馬乗りされてる状態。 「そんなに俺の事不機嫌にさせてえの?」 「そういう事じゃ…んっ」 リボンをするする抜かれて鎖骨に生暖かい感触。 「ちょっ、くすぐったい…ひゃっ」 ペロッと舐められる。 「声のせいで我慢できなくなるから」 そう言うと首筋に頭をうずくめて、指でなぞられる。 それだけで少しピクッとなりながらも、 「い………」 チクリとする痛み。 焦らすように唇の目の前で止まるキス。