「世那………」 ぽつりと呟いた言葉と共に あたしの息が漏れる。 「………あたし、自分でも分からない…」 過去のメイと快斗の関係なんて、気にする必要ない。 過去は、何があろうと、過去のままだし もう終わったことなのだ。 あたしはそう、ちゃんと分かっているはずなのに…… 「こんなの……性に合わない…」 何故か涙を流す自分が 気持ち悪くて 世那にすがる自分が 情けなく感じた。 そしてあたしは 世那の腕の中から抜け出して、ベッドの中へ潜り込んだ。