「へえ!すごいバンドなんだね?」 「あったりまえじゃん!」 快斗の言葉に 悠二さんは驚きの声を上げた。 対抗して、ひかりさんも声を上げる。 「も~、澪ちゃん嬉しいでしょ?」 なんて、ひかりさんはあたしに笑顔を向けてきた。 「……はい、かなり」 「だよねっ!いいなぁ~」 そりゃあ、嬉しいよ? 快斗の長年の夢が叶うわけだし… あたしの誇りにもなる。 嬉しくないわけがないじゃん。 でも…… 誰も分からないんだろうな。 快斗は嬉しくても あたしは不安になる、この気持ち……