一瞬、その黄色の毛が光り、その中に小さな動物の影が見えた。 「急いで家帰って、薫子が小さい頃読まされた妖怪の本みるぞ」 いつの間にか剣は消えて、カモフラージュに背負った竹刀バッグが先へ進んで行くのが見えた。 「え、うそ、待って!!」 創はどんどん足を早めた。