青龍と花嫁の唄


転校生、松倉創の話はこうだった。



この世には、あたしがいる人間界、松倉創のいた天界、魔物が住む冥界、三つの世界がある。


松倉創は、この三つの世界を護る為に選ばれた、青龍という役職の神様。

他にも、朱雀、白虎、玄武と三人の神様がいて、四人合わせて四神と呼ばれているらしい。

四神は、人間界に降りて、冥界から出てくる魔物から人間や天界を守り、この世に静寂と平安をもたらす。



そして今日の朝、青龍に選ばれた松倉創は人間界におりて、人間に紛れて生活するため都合の良い家を探していた所、ちょうどあたしの家が選ばれ、周りの人間の記憶を操作し、現在に至る。








…信じられるわけがない。