「どうぞ」 「ありがとう。妹も喜ぶ」 そう言いながらも、杉宮くんが一番嬉しいのでは? 「ケーキ、タッパーに入れたままいいかな?」 「あ、なんでも」 「了解です」 何か入れられる袋あるかな…… 下の戸棚を開けて袋を探す。 …紙袋でもいいだろうか。 大きさ的にちょうど良いサイズの紙袋を見つけ、その袋にケーキの入ったタッパーを入れる。 「これでいいかな」 「あ、袋にわざわざ。ありがとう」 「いえいえ」 杉宮くんがふと時計を見たため、私もつられて時計を見る。 …18時!?