すると私のもらした声に、男の子が反応して…
「奏多って………蒼間 奏多?」
さっきよりも低い声でそう聞いてきた。
「あ、はい…。知り合いですか…?」
「昔友達だった……って、
もしかしてさ……、キミ、穂香ちゃん…?」
「へ?
え……なんで…」
「やっぱり……そうなの?
似てるなって思ってたけど、ホントにそうなのかわかんなくて…」
「でも、えと……なんで私のこと知って…?」
「覚えてないかな?
俺、小2の時に転校して…。
それまでよく奏多と一緒にいた…」
……え…
まさか…
「加藤くん…なの…?」



