続*俺様君のイジワルな愛し方




そこから、やっぱり照れてるのか、



奏多は全然言葉を発することはなくて。



私から話しかけようかとも思ったけど、



何を話していいかわからなくて、結局無言のまま歩いた。











「……なあ」




映画館の近くまで来たとき、



奏多が、声を発した。




「え、何?」



「映画まで時間あるし、
そこの喫茶店行かね?」



「喫茶店?」



「最近新しく出来て、
パンケーキが美味しいんだって」




……あれ?



そういうの、リサーチ済み?



でも奏多ってパンケーキ好きだったっけ…?



もしかして…



今日のために、調べてくれた…とか?




「……穂香、パンケーキ好きだろ?」



「え…好き、だけど…」




なんで知ってるんだろう?



私、パンケーキにハマり始めた(?)の最近なのに…



たまに家で作ってたりとかするけど…



奏多は知らないはずなんだけどな…