──『目の前にいるだけで、触れたいって思うんだ。』
そう思ってるのは、奏多だけじゃないんだよ?
私だって……奏多に触れたいよ…
だから、
デートまで、我慢する!!
そしたらきっと、触れられた時、
いつもより、嬉しいと思うから。
「じゃあ、
デートの日まで、出来るだけ会わないようにしよう!」
「え゛っ!なんで!?」
「感動が薄れちゃうから」
「……確かにそうかも。
こういうのだって、言わばお家デートみたいなもんだしな。
そうだな……当たり前になっちまうと、特別感なくなるか」
「うん。
だから、今週末まで我慢!」
「うわ…
1週間気が気じゃねぇ…」
「……私もだもん…」
「……え?」



