でも、だとしても。



あんな風に、私の前で女の子と電話しなくてもいいじゃん…



もう他に好きな子が出来たって言いたいのかな…?




「っ……ばか、ばか…っ」




そんなことしか考えられなくなって、



一人になった途端に、ぼろぼろと涙が溢れだした。





その日は結局、寝るまで涙が止まらなかった。