「あの……奏多」 「ん?」 「今さらだけど…… 私、この部屋で寝るの?」 「当然。 じゃなきゃ抱きしめていられないだろ」 「えと…あの、つまり… 同じベッド……だよね?」 「うん」 そ、そうだよね…!! 同じベッドで…奏多が隣で寝る……なんて。 心臓発作になっちゃわないかな!? あれ、なんか急にドキドキしてきた…!! 「…どした? 顔真っ赤」 「あ、赤くない、よ!!」