────チャプン… 髪を後ろで1つに束ねて、湯船に浸かる。 ……気持ちいいなぁ… ふぅー…と息を吐いた、その時。 ────バタン。 ……ん? すぐそこで、ドアの閉まる音が。 「? 奏子さん?」 着替えとバスタオルは後で持ってくからって言ってたから、奏子さんかと思ったんだけど…… 「ざーんねん。 俺。」 「かっ、奏多!!?」 いくら壁があるとはいえ、 ガラスの向こうに奏多がいるかと思うと、急に恥ずかしくなった。