ポカンっとした状態の奏子さんを見てから、奏多の方をチラリと見ると、 奏多は顔を真っ赤にして口元を手で隠していた。 「あーもう… 不意打ち……」 奏多はプイッとそっぽ向くと、 片手で顔を覆ってしまった。 「奏多ってば~。 よかったわね、うふふ」 「……うるさい。」 「で、二人は付き合ってるの?」 「え……あ… ……はい」 うわわ…いくら知ってるとはいえ、 親さんに報告するのって、照れるなぁ…