「奏多はさ、
リーダーって感じでさ、
対等にはなれないって思ってた。
だからあの時、穂香ちゃんを追いかけられなかった。
追いかけることだって出来たのにな。
だから、恨んでるっつっても、
俺が悪かったのを、勝手にお前に当たってただけなんだよ」
それから、さっきまでの険悪なムードはなく、
そんなことを祐介は話してくれて、
俺は胡座をかきながら、その話を聞いていた。
「本当に、ごめん」
「謝るのは俺の方だっつーの…。
お前の気持ち知ってて、邪魔するようなことしてごめん。
友達として、最低なことしてた。
ホント……ごめん。」
「俺が八つ当たりしてただけなんだって!
俺が悪いんだって!」
「どう考えても俺が悪いだろ!
お前がそんなに根に持つほどのことをしたんだから」
「だから、意気地無しだった俺が悪いんだって!」
「いや俺が!」
「だから俺が!」



