「親友だと思ってたのに、
お前は俺になんも言ってくれなくて?
俺の気持ち知って、嘲笑ってたんじゃねーのかよ!!」
「そんなこと…思ってねぇ…!!」
「じゃあ何なんだよ!!
なんであの時…
俺が穂香ちゃんのこと好きだって知ってて、
お前が穂香ちゃんを追いかけたんだよ…」
……え…
いつの、ことだ?
「それ…いつの話」
「小2の、俺が転校する1週間前。
穂香ちゃんが泣いてた時」
「……あ」
──────────
──……
『どしたのー?
あれ?なんか目、赤い…?』
『……っ…』
『穂香ちゃ…『さわらないで!!』
───あの日、穂香が泣いた日。
『奏多……おれ『穂香!!』
───祐介のことを無視して、俺は穂香を追いかけた。



