俺も一回、頭冷やそう…。
はぁ…っと1つ溜め息をついてから、俺は穂香の家をあとにした。
─────ボフッ
家に帰ったら即効ベッドに入った。
「……はぁ…」
机の上に置いてある小さな箱を見つめて、溜め息をつく。
……ストラップと一緒に買った、……ペアリング。
これは舞ちゃんと一緒に行ったアクセサリーショップで買ったものだ。
もちろんこれは、舞ちゃんの意見は全くなくて、
舞ちゃんには内緒で、俺がこっそり、穂香と俺のために買っていたもの。
……でもやっぱ、ペアリングとかは嫌がられそうな気がして、
渡さないことにした。
「……」
でも…
渡さないまま、こんな…ケンカばっかしてても、
どうしようもない…。
もしこれで、別れるとかなったら…
渡さないままなんて、嫌だ。
いや、まず別れるのが嫌だけど。



