それになんか、唯加ちゃん…… 表情が冷たい気が… 「穂香ちゃんとね、二人で話がしたかったんだ」 「あ、うん、私も…」 ……話したかった、はずなのに。 なぜか唯加ちゃんの言葉から威圧感を感じた。 まるで逃がさないとでも言っているような…そんな感じ。 「フードコートとは離れたとこにカフェがあるの。 そこに入ろう?」 「う、うん…」 唯加ちゃんの淡々とした口調には逆らえず、 泣いてたことも忘れて、唯加ちゃんと一緒にカフェに向かった。