私を見付けたのは貴方だ


だけど先に俺を見なくなったのもお前だ





真っ直ぐ見ていたのに、

誰よりも真っ直ぐ見ていたのに、

逸らすのはいつも向こうで、

見つけ出した貴方は見てくれたのに、





逸らしたのは、
見ようとしなくなったのは、
お前だから



だから離れたんだ

不要だと離されたから離れたんだ







今更必要とか叫ばれても

もう遅い

居場所はお前のところに見いだせない




その目は俺でも無く私でも無く


闇を見ているから

堕ちるだけの闇を


欲していたから