僕の部屋にはね、
君の写真がいっぱいあるんだ


恥ずかしがりやの君は
どれも目線は違う方向を向いているんだけれど


まあ正面じゃなくても君は美しいよ



さあ、メランコリックな時間は終わりにしようか


もう恥ずかしがらなくていいんだよ


その目は開かなくていいんだから


最期に見たのが僕で良かったでしょう


見開く君の瞳には幸せそうな僕が映って


君の声と僕の声がハミングした