甘いkissから









   はあ~。
   何やってんだろ、私。

   屋上で櫻木優斗に酷い事
   を言ったことを、
   今頃後悔している。
   
   本当の事でも、言い方が
   まずかったなー。

   そう考えてると、春真が
   私を見て楽しそうな顔で
   笑っていた。
   これはいつも春真が、
   何か企んでいる時の顔だ。

   ムー・・・

   「ちょっと春真。あんた
   本を探してて、見つからないから
   私を呼んだんじゃないの?」

   「ん?あーうん。そうだよ?」

   「そうだよじゃなくて、本の
   題名くらい教えなさいよ。」