つつじSide---------- ・・・ちゃらりーんちゃらりりーん。 別荘の屋上。 吹雪ッチと先生とあたしで見つめていた スマホのメール音が鳴る。 「やっときたか・・・。 気付くの遅すぎだよ。空斗。」 あたしは呟いた。 お父様 お願い。 「了解。」 あたしたちは自家用ヘリコプターに 乗り込んだ。