「こんなときに メール?」 詠が不安そうに尋ねてくる。 「大丈夫だ。 詠 お前は必ず日本に帰らせてやる。 なんせ 俺だけの力じゃ 何もできない。 ダメ男君だしな。 だが お前のことが好きで お前を守りたいやつは他にもいる。 俺だけじゃない。 だから大丈夫だ。安心しろ。 必ず守ってやる。」