俺は 何してんだろ・・・。


「空斗?

 おーい。」


「えっ。

 呼んだか?」


「ぼーっとしすぎだよ。」


「・・・俺さ。

 どぉしていいか

 わかんねぇや。

 キャンプなんか行って

 楽しんでていいのか?」


「それは・・・。

 キャンプで考えようよ。」


「とにかく今は 出発!!」


斉木先生の掛け声と同時に

リムジンは キャンプ会場の

山奥へと 発信した。