「そんなことしたら

 お前の大事な人まで

 死んでしまうんだぞ。」


「かまわない。

 所詮はそいつの中身も

 そいつとの結婚も

 別に興味など無い。

 ただ その美しい美貌を

 俺のものにしたかっただけだ。

 死んでしまったら

 美しい棺に納めてやろう。

 きっともっと美しい。

 美しいものに美しい終わりは

 つき物だろう。」