俺は空を見上げる。 もう夕陽も去ろうとしている。 綺麗だな・・・。 「もし・・・さ。」 つつじが喋る。 「ん?」 「もし・・・ あたしが空斗のこと好きだから あの・・・恋愛の方の好き だから・・・付き合ってって お願いしたら 空斗 どうする・・・?」 「・・・考えとく。」 「おい! 適当に答えるな!!」 「だって もし だろ? マジの話じゃないことくらい わかる。」 「・・・鈍感。」 「何か言った?」 「別にー・・・。」