「泣いてるんじゃないわよ! このダメ男君が!」 詠が怒鳴ってきて 俺の腕をぽこすか殴る。 全く痛くない。 「ここにきて それかよ。」 「だって・・・だって・・・ 死んだかと思ったわよ、こっちは。」 「俺も死んだと思った。セリアは!? セリアはどうなったんだ!? それに ここはオーストラリアか!? それとも日本なのか!?」 「セリアは・・・」