「目を覚ましなさい!」 ビシッ・・・・・・・・・・。 頬をたたかれた。 「いってぇなっ!何すんだよ!!」 目を開いた先にいたのは おそらく泣き続けたからだろう。 目が真っ赤に腫れた詠と うっすら涙を浮かべて にこりと笑う つつじ。 わんわん泣いて看護婦に心配されてる 吹雪。 ほら、生き延びただろう、と 言わんばかりのドヤ顔を向ける先生。 「皆・・・。」