「おかあさーん!」 仕事から帰宅してきた母に私は抱きついた。 「あら、美兎。まだ寝てなかったの?」 母は、少し怒りながら、でも嬉しそうにそう言った。 「うん!お母さんにお休み言いたかったの!」 「あらやだ、可愛いわね!おやすみなさい、美兎」 「うん!おやすみなさい!」 私はそう言って階段をゆっくりと登っていった。 そして、 最後の一段、登ろうとしたとき、