『いや、妖怪だよ。俺たちとはまた違う、人間の形をした妖怪。』 なにを、言ってるの…? 『確かに君は人間として生まれてきた。けど生まれ変わったんだ。俺たちの未来を左右する妖怪に。』 雷也くん達の未来を左右する妖怪…? 「で、でも、私は…っ」 『君はもう、人間じゃないんだ。』 「違うっ!私は人間よ!」 『それならなぜ、ここにいる。お前が人間なら、お前はただの餌だ。』 急に低くなる、声。 変わったのはそれだけじゃない。 目だ。 獲物を見るような、目。