「兎。バンパイアの最後の姫…そして、あんたの敵だよ。」 「…敵、だと?」 こいつと戦う義理はないはずだ。 昔、俺らの族と、バンパイア族で嫌悪になっていた。 と言う話は聞いてことはある、が、 俺たちにとって、そんなことは伝説と同じようなものだった。