「なにしてんだ。」


私の百面相を見て、呆れたようにため息をつくラディア。


むっ!


緊張ほぐしてるんですー!


「ふっ。そんなに緊張して、大丈夫かよ。」


不意に微笑むラディア。


ちょ、反則だよ…


「大丈夫だよっ!頑張って挨拶するもんっ」


私は照れ隠しにそう言った。