「俺か?はっ 君とは“お久しぶり”なんだけどなー?」 お久しぶり…? 一度あったこと…? 私は彼の目を見る。 この目、一度見たことあると思った。 そして、それはあの日、お母さんを殺した奴がしていた目だった…。 それは、狂ったような、でもその奥に寂しそうな、悲しそうな、そんな目だった。 こいつは、 “ラディアの兄”だ…