「恨むはず、ないじゃない。

私はあなたの母親よ?

少し、試してみただけよ。」


どうゆう、こと?


「これから先、沢山の試練があるのよ。それに、美兎は私たちが恨んでるんじゃないか、なんて考えていたでしょう?それが私達は耐えられなかったのよ。」


お母さん…


私はお母さんに抱き着こうとした。


けど、止められた。


…ラディアに。


私は今、ラディアに抱きしめられてる。


幸せって、こうゆうことなんだね…


私は静かに目を閉じた。


すると、お父さんは、いった。


「美兎に辛い人生を歩ませてしまってごめんな」